第6回日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会

第6回日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会第6回日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会

ご挨拶

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会長ご挨拶

会長ご挨拶

第6回
日本耳鼻咽喉科
感染症・エアロゾル学会

会長 三輪高喜(金沢医科大学耳鼻咽喉科)

この度、第6回日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会総会学術講演会をならびに学術講演会を担当させていただくこととなり、大変光栄に存じます。また、黒野祐一理事長をはじめ、学会役員の皆様ならびに会員の皆様に深く感謝申し上げます。

研究会も含めて本学会を金沢医科大学が主幹しますのは、1979年に山下公一教授が第9回耳鼻咽喉科日本感染症研究会を、2005年に友田幸一教授が第35回日本耳鼻咽喉科感染症研究会、第29回日本医用エアロゾル研究会を開催して以来、3回目の開催となります。その間に耳鼻咽喉科における感染症、エアロゾル療法の環境が変わるとともに、金沢の街も大きく様変わりしました。3回目ではありますが、これまでとは異なる学会、そして金沢をご覧いただけるかと存じます。

さて、今回の学会は、「多職種共同で挑む感染症対策・エアロゾル療法」をテーマとして開催させていただきます。多職種には内科、小児科、感染症科など他科の医師のみならず、薬剤師、看護師、検査技師、臨床工学士など幅広い分野を含めての他職種の関与を意図しております。そして様々な角度からの疾患へのアプローチを行い、疾患に立ち向かうことを意味しています。富士山も静岡県から見るのと、山梨県から見るのとでは違って見えるように、職種が変われば疾患の見方も異なってきますので、ご参加の皆様には、新たな知識を得ていただければ主催者として本望でございます。

今回の大会でも従来と同様、感染症シンポジウムとエアロゾルシンポジウムの2つのシンポジウムを企画しました。感染症シンポジウムでは、竹内万彦教授、小林一女教授のご司会の下、学会の主題と同様、「他職種連携で挑む致死性感染症」と題して診断と治療を誤ると死も招きかねない重症感染症を取り上げ、耳鼻咽喉科若手医師の創意工夫をご発表いただくとともに、感染症学の立場からのアドバイスをいただきます。エアロゾルシンポジウムでは、大木幹文教授、兵 行義先生のご司会の下、「有効的な吸入療法」と題して、耳鼻咽喉科の先生のみならず、小児科ならびに薬学部の先生にもシンポジストとして加わっていただき、討論を繰り広げていただきます。

海外招聘講演としまして、米国ヴァージニア州立大学薬学部の阪上正裕教授をお招きして、海外で研究者として生きていく上での厳しさと素晴らしさをお話しいただきます。阪上正裕教授は約20年前に渡米し、下気道のエアロゾル研究を続けられ、講座でのポジションを得られて活躍しておられます。また、教育講演としまして、守本倫子先生に小児の感染症について特に中耳炎とワクチン、ムンプス難聴などを中心にお話しいただく予定でおります。

今回、新たな企画としまして、これまで学会終了後に独立して開催していましたICD講習会を、学会のプログラムとして同時開催することとなりました。テーマは多剤耐性菌の感染防御と対策と題して、4名の講師によるセミナーとなります。セミナーは専門医共通講習(感染対策講習)も兼ねておりますので、多数ご参加ください。

本大会は、奇しくも昨年、開催しました第30回日本口腔・咽頭科学会と全く同じ日の開催となりました。しかし、今回の会場は金沢の街中で、目の前には金沢城公園があり、更に兼六園、金沢21世紀美術館、武家屋敷も歩いて行けるところに位置しています。学会で疲れた頭と目を癒していただければと思います。この時期は加賀、能登の夏と秋の味覚が両方揃う贅沢な時期でもあります。昨年来られなかった方は是非ともお越しいただき、来られた方もリピーターとして見逃したところを見て、山海の幸を堪能していただけましたら幸いです。教室員一同、心を込めておもてなしいたしますので、多くの皆様にお越しいただけますことをお願い申し上げます。