第4回 日本医用エアロゾル研究会記録

開催日:昭和55年11月6日(木)
会 場:千葉ロイヤルプラザホテル
会 長:金子敏郎
担 当:千葉大学医学部耳鼻咽喉科学教室

A. 一般演題

1. 気道粘膜からの吸収に関する実験的研究―特にヒト血清ガンマグロブリンについて―

○稲垣政志、坂倉康夫、三井洋、原田輝彦、三吉康郎(三重大)

2. 鼻アレルギーにおけるヒスタミン固定能の推移―ヒスタグロビン噴霧吸入療法を中心として―

○菱沼文彦、河合清隆、中島幸洋、飯田順、岩沢寛、高木朝子、竹山勇(聖マリアンナ医大)

3. 小児鼻アレルギーに対するヒスタグロビン・ネビュライザー療法の臨床的検討

○横山俊彦(大阪市立小児保健センター)、磯野節(堺市)

4. 鼻アレルギーに対するヒスタグロビン・ネビュライザー療法の臨床的検討

○米川紘子、北野康雄、小池靖夫、太田文彦(近畿大)

5. ヒスタグロビンのネビュライザー療法

○棚橋聰子(岐阜大)

座長まとめ(1-5)

坂倉康夫(三重大)

6. 副鼻腔自然口の大きさとエアロゾル粒径との関係

○兵昇(京都市)、佐藤良暢(神戸常盤短大)、高野頌、奥田聰(同志社大)

7. ヴァイブレーションエアロゾルの副鼻腔自然口附近(模型)の動力学並びに電気音響振動的動態について(第II報)

○佐藤素一(帝京大)、真下尚(日本光電)

座長のまとめ(6-7)

海野徳二(旭川医大)

B. 指定演題

8. 各種ステロイド剤の繊毛運動に及ぼす影響

○上出一郎、斉藤等、三好茂(京都府立医大)

9. Flunisolide(RS-3999)Nasal Spray連日投与時の安全性の検討―とくに下垂体・副腎系への影響について―

○斎藤洋三(東医歯大)、森本靖彦(阪大、第三内科)

10. ステロイド剤鼻内スプレーの粒度分布および沈着率の測定

○佐藤良暢(神戸常盤短大)、兵昇(京都市)、高野頌、奥田聰(同志社大)

座長のまとめ(8-10)

戸川清(秋田大)

C. 特別講演

1. 局所副腎ステロイド剤の基礎と臨床

○水島裕(聖マリアンナ医大、内科)

2. アレルギー性鼻炎(主として小児)の診療

○塩田浩政(国立相模原病院、アレルギー・リウマチ部)

3. 耳鼻咽喉科領域における局所副腎ステロイド剤療法

a. 効果について ○斎藤洋三(東医歯大)
b. 副作用について ○久松建一(日本大)

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