第21回　日本耳鼻咽喉科感染症研究会記録

開催日：平成3年10月5日
会　場：有壬記念館
会　長：中野雄一
担　当：新潟大学医学部耳鼻咽喉科学教室

Epstien-Barr virusの血清学的解析とPCRを用いた遺伝子同定法の比較

國本優、田村真司、田端敏秀

悪性リンパ腫におけるEpstein-Barr Virusの検出、およびその遺伝子分析

田村真司、國本優、田端敏秀

顔面神経麻痺における2－5A合成酵素活性の検討

中里秀史、池田稔、久木元延生、河本英敏、山内由起、冨田寛

急性末梢性顔面神経麻痺の血清ボレリア抗体の検討

池田稔、久木元延生、大森英生、中里秀史、久我むつみ、冨田寛、川端眞人

EIAにおける咽喉Chlamydia trachomatisの検出

上田範子、宮野良隆、新井寧子、荒牧元

急性上気道炎の病原体の血清学的検討―Chlamydia pnenmoniaeの関与について―

橋口一弘、小川浩司、和山行正

血清抗体保有率からみた耳鼻咽喉科疾患とChlamydia pneumoniae

小川浩司、橋口一弘、和山行正

Deep neck infection 10例の経験

門脇敬一

小児副鼻腔炎の検出菌とCFIXの臨床成績―特にMoraxella（Branhamella）catarrhalisについて―

嶽良博、木村貴昭、小林政美

副鼻腔炎に対するCefiximeの臨床効果の検討

久松建一、野沢出、荻野純、白倉真人、藤森功、村上嘉彦

耳鼻咽喉科領域感染症に対するAztreonam（AZT）の臨床的検討

新川敦、三宅浩郷、沢木修二、他

耳鼻咽喉科領域感染症に対するOfloxacin（OFLX）の臨床的検討―多施設共同研究による臨床効果の変遷について―

菊岡政久、松永喬、宮原裕、鶴田至宏、成尾一彦、北村溥之、水上健之亮、太田和博、康勲、和久田幸之助、田中真理子、秋岡勝哉、衛藤幸男、上田隆志、松本雅央、上田和孝

耳鼻咽喉科疾患に対するCPDXの効果

佐藤喜一、安田誠夫、宮内博史、宮崎巨、山下公一、石田哲也

慢性中耳炎外来におけるMRSAの年次変化

小西一夫、中井義明、長寛正、枡谷治彦、森口誠、坂本平守、松永一博

中耳炎・外耳炎由来株に対するCMXなどの抗菌活性

出口浩一

化膿性中耳炎に対するCefiximeの有用性

澤井薫夫、小島俊己、水田啓介、近藤由香、伊藤八次、平松隆、宮田英雄、浅井栄司、大橋伸一、小泉光、五島桂子、佐久間伸二、柴田康成、白戸弘道、高木恭也、高橋美也子、林真理子、前田正徳、松原茂規、柳田正巳、山田剛寛

慢性中耳炎に対するOFLXの1日1回投与法の検討

高山幹子、石井哲夫

CMX耳科用液の中耳手術後局所投与における感染予防効果の検討

渡辺徳武、分藤準一、一宮一成、茂木五郎

エノキサシンの中耳、上顎洞粘膜への移行の検討

小島俊己、大野通敏、白木弘道、水田啓介、平松隆、伊藤八次、鈴木智雄、宮田英雄、柳田正巳、山田匡彦、柴田康成

Cefixime（CFIX）の扁桃組織移行に関する用量検討

鶴田至宏、田中治、宮原裕、松永喬

エリスロマイシンの好中球活性酵素生産能へ及ぼす影響

馬場園真樹子、松永信也、伊東一則、古田茂、今村洋子、大山勝

エリスロマイシン（EM）処理細菌に対する白血球貪食能の変化について―プラーク法による白血球貪食機能検査の応用―

中島庸也、富谷義憲、金田健作、皆藤彦義、国川恭子、渡辺邦子、小野一徳、横澤光輝、本多芳男

拡大手術後にMRSA感染症を合併した2症例

柏原一成、鹿野真人、大河内幸男、大谷巌

耐性ブドウ球菌による嚥下性肺炎

山下弘之、小宮山荘太郎、上村卓也

小児滲出性中耳炎へのRSウイルスの関与について

岡本美孝、工藤和夫、白鳥浩二、伊藤永子、戸川清

入院患者及び医療従事者の細菌検査

田中晃、島田均、浅井忠雄、吉田博一、馬場廣太郎

術後性頬部嚢胞症例の細菌学的検討

酒井正喜、徳田寿一、岸本厚、岡本啓孝、長谷川清一、竹内淳、西村忠郎

non 01 Vibrio cholerae（NAG Vibrio）が耳漏より検出された急性化膿性中耳炎の1症例

湯田厚司、前田太郎、田上稔、田邉美真子、青木久美

入院を要した急性乳様突起炎

木村栄成、林智栄子、新川敦、三宅浩郷

最近の耳鼻咽喉科感染症における検出菌

内藤雅夫、岩田重信、加藤隆一

頭頸部腫瘍術後の気道細菌叢の変化についての検討

工藤和夫、岡本美孝、白鳥浩二、戸川清

上気道感染症におけるdirect and indirect pathogenicity

出口浩一

耳鼻科由来黄色ブドウ球菌のコアグラーゼ型別について

仙波哲雄、水野正浩

抑制性α－レンサ球菌に対する化学療法剤の影響

藤森功、山田俊彦、後藤領、菊島一仁、村上嘉彦、藤川敏

診療所における急性扁桃炎のA群溶連菌の検出率と経口新セフェムの有用性

斉藤成明、浅井俊治、清水浩二、岡野和洋、藤巻豊、渡辺洋、杉田麟也、出口浩一

Haemophilus influenzae Type B死菌による実験的副鼻腔炎モデルの検討

山本史郎、和久田幸之助、松本雅央、金森敬司、松永喬、樫葉周三

特別講演

耳毒性の研究―過去、現在、未来―

佐藤喜一

シンポジウム

耳鼻咽喉科領域の高齢者感染症―耳科領域―

野々村直文、佐藤斎、中野雄一

耳鼻咽喉科領域の高齢者感染症―鼻科領域―

内薗明裕

老人の咽頭・喉頭感染症

杉田麟也

耳鼻咽喉科領域の高齢者感染症―細菌付着の立場から―

宮本直哉、山本真一郎、小林武弘、馬場駿吉

加齢にともなう感染抵抗性の変動

光山正雄

「日本耳鼻咽喉科感染症研究会会誌」第10巻　第1号　1992年4月　所収

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